「普通でいる」という呪い
子どものころから、何度も聞いてきた言葉があります。 「普通にしててね」 「普通だよね」 みんなと同じようにする。目立たないようにする。変わったことを言わない。 それが「正しいこと」だと教えられてきました。 でも私は、その「普通」という言葉がずっと苦しかったのです。 学校は「みんなの普通」を学ぶ場所 学校という場所は、とても小さな社会です。 同じ制服同じ時間割同じルール そこでは「みんなと同じであること」がとても重要になります。 もし少しでも周りと違うことをすると、 浮いたりからかわれたりときには孤立するこ ...
変わりたいのに変われない人が、見落としていること
変わりたいと思ったことはありませんか。 このままでは嫌だ。少し違う人生を生きたい。 そう思って、本を読んだり、考え方を変えようとしたり、新しいことを始めたり。 私も、何度もそう思ってきました。 でも正直に言うと、何度も「元に戻ってしまう」ことがありました。 決意したはずなのに、戻る。気持ちは本気なのに、戻る。 そのたびに、 「やっぱり自分は意志が弱いのかな」 と思っていました。 でも今は、少し違う見方をしています。 変われない理由は、意志の弱さではないのかもしれません。 もっと根本的な構造の問題。 エネル ...
エネルギーの向け先で人生は決まる
はじめに アメーバブログで、 「使えるエネルギーには限りがある」 と書きました。 無限の可能性があったとしても、今日この現実で使えるエネルギーは有限。 この前提に立ったとき、私はひとつ気づいたことがあります。 人生は、努力量ではなく、エネルギーの向け先で決まるのかもしれない、ということです。 1|なぜ頑張っても現実が変わらないのか 会社員をしながら、副業を考え、体調の管理を始め、人間関係を整え、自己理解も深める。 全部大事です。 でも、全部に同時にエネルギーを注ぐと、どこかが必ず無理がきます。 そして多く ...
不安でいっぱいなとき、安心を取り戻す5つの方法
なぜ、不安はなくならないのか お金のこと。人間関係のこと。仕事のこと。将来のこと。 考え始めると、次から次へと不安は浮かんできます。 「もっと安心できる状態になりたい」そう思っているのに、 ・収入が増えれば安心できるはず・環境が変われば安心できるはず・誰かが保証してくれれば安心できるはず そうやって、外側に答えを探してしまう。 でも現実は、ひとつ解決しても、また次の不安がやってきます。 なぜなら、不安は「なくすもの」ではないからです。 不安は、人間に備わっている機能です。 未来を予測し、危険を回避するため ...
自分軸とは何か|決意ではなく深層のエネルギーで決まる理由
自分軸とは何か 「自分軸」とは、他人の期待や評価ではなく、自分の価値観を基準に選択することだとよく言われます。 ・人にどう思われるかではなく、自分がどうしたいか・正解よりも、納得を優先する・空気よりも、本音を尊重する 一般的には、このような意味で使われることが多いです。 そして多くの人が、 「これからは自分軸で生きる」「もう他人軸はやめる」 と、どこかで決意します。 その決意自体は、とても大切なものです。実際、私も何度もそう思ってきました。 けれど—— 決意したはずなのに、気づけばまた周囲の顔色を見ている ...
私が揺れなくなったのは、強くなったからではありませんでした
何度も、元に戻ってしまう人へ 「もう振り回されない」と決めたのに、誰かの一言で迷ってしまう。 前向きになれたと思ったのに、次の日には不安に戻っている。 そんな経験はありませんか。 ・親の「安定が一番よ」という言葉・友人の「本当に大丈夫?」という心配・同僚の「現実を見たら」という忠告 どれも悪意ではない。 むしろ善意。 だからこそ、揺れる。 頑張っても、変わらなかった 多くの人が、まずこうします。 ・ポジティブな言葉を探す・自己肯定感を上げようとする・自分軸という言葉を学ぶ・強くなろうとする でも、なぜか戻 ...
自分軸は決意ではなく、深層のエネルギーの問題だった― なぜ何度も元に戻ってしまうのか ―
決意しても、なぜ揺れるのか 「もう他人に振り回されない」 「自分の人生を生きる」 そう決めたはずなのに。 数日後には、 誰かの一言で心が揺れてしまう。 頭では分かっているのに、 感情がついてこない。 これは、意志が弱いからではありません。 多くの人がここで自分を責めますが、 問題は決意の強さではないのです。 反応しているのは、もっと深いところ 私たちはよく、 “考えている自分”が自分のすべてだと思っています。 でも実際に人生を動かしているのは、 もっと深い層です。 ・嫌われたくない ・否定さ ...
私が揺れなくなった理由― 強くならなくてよかった話 ―
揺れてばかりいた頃 「あなたのためを思って」 その言葉に、何度も立ち止まりました。 頭では、自分の道を進みたいと思っているのに、誰かの不安や心配を受け取るたびに、心が小さく揺れる。 強くなろうとしました。 ポジティブになろうとしました。 でも、どこか無理をしていました。 変わらなかった理由 今なら分かります。 私は“意志”を変えようとしていました。 でも、揺れていたのはもっと深い場所でした。 表面の決意ではなく、無意識の設定。 そこが不安のままだったのです。 出会ったもの そんなときに触れたのが、ひまわり ...
善意に飲み込まれないための内側の書き換え― ドリームキラーに揺れなくなる自分軸のつくり方 ―
なぜ、あんなに揺れてしまうのか 「あなたのためを思って言っている」 その言葉に、思いに、心がぐらりと揺れる。 頭では「これはドリームキラー現象だ」と理解していても、なぜか動揺してしまう。 それは、意志が弱いからではありません。 人の脳は、“否定”を生存リスクとして受け取る仕組みになっています。 仲間から外れることは、太古の記憶レベルでは「命の危険」でした。 だから、 ・否定される・反対される・理解されない これだけで、体は反応してしまうのです。 揺れるのは、あなたのせいではありません。 決意では、変われな ...
終章|学び続けながら、書き残していく
※この文章は連載「変わりたかった私が、元の場所に戻るまで」の一編です。 変わろうとして苦しくなっていた私が、無理に何かを足すのをやめ、少しずつ“楽な意識”に戻っていく過程の記録です。 ▶ この連載についてはこちら 終章 この連載を書き始めたとき、私は「何かを伝えよう」とは思っていませんでした。 今も、自分が学ぶ側であることは変わっていません。 わからないことはたくさんありますし、理解できていないことも、これから先、きっと出てくると思います。 それでも、学びの途中にいる今の自分が感じていること ...









